家具の配置は基本的に自由に決めて良いものですが、ちょっと気になるのが「
仏壇」です。
方角や日当たりなど、気をつけたほうが良いことがあるなら知っておきたいですよね。
今回は
仏壇の置き場所の決め方について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
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仏壇の置き場所はどこが良い?
結論から言うと、
仏壇も他の家具と同様に「ここでなければいけない」という決まりはありません。
ただ、
仏壇の性質を考えると以下の2点には気をつけたほうが良いでしょう。
・神棚や床の間と向かい合わせにはしない
・傷みを防ぐため、直射日光は避けて風通しの良い場所を選ぶ
神棚と向かい合わせにすると、片方にお参りをしている間、もう一方に背中を向けることになってしまいますよね。
こうした状況を避けるため神棚と
仏壇は向かい合わせにならないようにしてください。
また、床の間は家の中で「最上座」とされています。
床の間と向かい合わせの場所は「下座」ということになりますから、ここに
仏壇を置くのも避けたほうが良いと言えます。
■宗派による違いが気になる場合は?
宗派によっては、
仏壇の置き場所に一定の決まりを設けているケースもあります。
この場合は、代表者に確認を取るなどしておくと安心でしょう。
▼まとめ
仏壇の置き場所には厳密な決まりはありませんが、
仏壇の意味を考えると神棚や床の間とは向かい合わせにしないほうが良いでしょう。
また傷みを防ぐためにも、直射日光や湿気は避けてください。
宗派ごとの決まりが気になる方は、信頼できる方に相談しておくと安心ですよ。
仏壇を適切な場所に設置して、穏やかな気持ちでお参りしてくださいね。